レベル7検討…最も深刻

内閣府原子力安全委員会は11日、福島第1原発事故について、発生当初から数時間、1時間当たり最大1万テラベクレル(ベクレルは放射能の強さ。1テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質を放出していたとの見解を示した。
 数万テラベクレルは原発事故の深刻度を示すINESの最も深刻なレベル7にあたる。今回の事故は数時間の放出でレベル7に相当するため、現在レベル5としている政府は、引き上げの検討に入った。過去に発生したレベル7の事故には86年のチェルノブイリ原発事故がある。
(毎日)


 遅まきながら、遂にチェルノブイリクラスの最大レベル原発事故として政府も認めるようです。

 今までTVに出た御用学者や政府関係者の、「絶対にチェルノブイリにならない」とか「大丈夫」と言っていたのは何だったんでしょう。私は原発の置かれている状況から当初から最悪の場合チェルノブイリ×4になるかも知れないと考えていました。
 これから何十年にも渡り、この高レベルの放射能と付き合っていく、子供や若者に、何世代にもわたる甚大なツケを負わせましたね〜