時代はHVからFCへ

 今回のモーターショーでトヨタのFCビークル(水素燃料電池車)の実用化が目前に迫っていることが窺えました。世界でいち早くHVビークルハイブリッド車)を強引に発売して世界中の自動車メーカーの度肝を抜いたトヨタが仕掛ける次の本命は Fuel Cellで行く姿勢が強く感じられました。


 問題は未だに全国十数カ所にしかない水素ステーションを如何に整備させるかが最大の問題だと考えます。しかし、海に囲まれた我が国にとって、海水からも精製出来る水素は無尽蔵な資源であるため一旦実用化されればエネルギー供給の世界的なバランスが根底から覆る魅力的なシステムでもあります。トヨタは2年後の実用化を目指しているようです。

同時期ホンダもFCビークルの販売を目指している模様で、この主権争いがとても楽しみです。