最強タッグ - 美食のブラックホール

ビストロ　ウフウフ　東京　二子玉川

定例のウフウフでのディジュネです。

　レストラン厨房スタッフの最強タッグとは天才シェフに秀才スーシェフの組み合わせです。絶頂期、パリ左岸時代の「アンブロアジー」のベルナール・パコーシェフと斉須政雄スーシェフの組み合わせや「アラン・シャペル」シャペルシェフと渋谷スーシェフの組み合わせなど空前絶後の最強タッグだと言えます。

　ビストロ　ハムサの渡邊シェフと川越スーシェフの組み合わせもこの例外ではありません。天才渡邊シェフの閃きルセットを実直な川越スーシェフが安定した料理として支える最強タッグでした。

　ウフウフの人気メニューも多くのルセットは渡邊シェフが作り出したものですが、それを地道にブラッシュアップして更なる高見へ昇華していく・・・　正に秋刀魚のコンフィはその典型と言える素晴らしいポアソンの皿です。しかも先週よりも今日のバージョンは正常進化していて、ライムをたっぷり練り込んだクレームヒュッテにライムピールを加えた酸味の旨さが際立つ最新バージョン「秋刀魚コンフィ　Ver.3.0」と呼べるような、素晴らしい完成度の料理になっていました。もうこれはビストロ料理ではなく、押しも押されぬグランメゾンの料理に進化しています。

秋刀魚コンフィ　Ver.3.0

ライムたっぷりのクレームヒュッテ
秋刀魚コンフィ　Ver.3.0