HK Dream come true

ル・ベルクレイ 東京 白金

 寒い日が続きますが、美味しい料理を食べるためなら−1℃でも、−30℃でも、−273.15℃でも無問題(モウマンタイ)です。www



シェフに「ご実家の近くで−30℃の低温大丈夫でしたか?」と尋ねると、「普段の−25℃が−30℃になっただけ」だと言われました。流石道産子は寒さに対する鍛えられ方が違いますね〜w

今日は私の香港ドリームが夢の実現に向けて一歩前進しました。

 「古白鶏のモモ肉のフリカッセ ライムバーボン風味」を食べた瞬間・・・九匹の龍がを口蓋を駆け抜けました。いろいろな鶏料理を数多く食べてきましたが、一番福臨門の「神の鶏」を感じさせてくれる料理になっています。

皮のカリカリ感と、その裏の肉身のフワッと感は、なかなかのレベルです。特に皮目の美味しさは抜群で、「身は要らないから皮だけ、この5倍は食べたい!」とシェフに伝えたら、大いに笑われましたが、それほど素晴らしい出来映えは感涙ものでした。www


過去30年近く、香港福臨門に一緒に行った数多くのシェフたちに「このクリスピーチキンを超えるような鶏料理が食べたい〜!」と鶏料理を食べるたびに言ってきましたが、その夢は未だ実現されていませんが、まだ食べていないシェフからこのような素晴らしい鶏料理が出てきたこと自体、天才シェフのなせる技なのでしょうね。

多量のライムと塩で織りなす、少し強めの塩梅で供される至高の鶏料理の誕生に惜しみない賛辞を送りたいと思います。

さらに切磋琢磨して、福臨門を凌駕する鶏料理を目指してもらいたいと思います。


料理は「準神の鶏」以外も素晴らしいの一言、選択に迷いやブレはありません。



「ホタテ貝のサラダ トリュフ風味」は、ホタテ貝の甘さを香ばしさとトリュフの芳しき香りが織りなす傑作料理です。ますます磨きが掛かり、絶品中の絶品です。


デセールも、定番の「黒糖のムース コーヒーのグラニテ添え」です。今日のはコーヒーの香りと苦みが更に拡張され、Ver.1.1に・・・凄いです。


テは「シングルフラッシュダージリン」タルボ農園の紅茶は控えめで上品な口当たりで食事のエピローグを演出します。



来週は用事で来られそうもないことだけが心残りです。www