帰国後最初の食事は・・・
ラ・ベカス 大阪 淀屋橋
帰国後最初の食事はラ・ベカス・・・
香港福臨門発・・・大阪ラ・ベカス経由東京行き行き『食い倒れLCCエクスプレス』の出発です。
今日も気合いの入り方が半端ではありません。
【オードブル1:鰤のタルタル グレープフルーツ・冬瓜・香菜風味】
渋谷シェフは鰤がマイブームのようで、たたみかけるような勢いで迫ってきます。賽の目状にカットされた鰤のタルタルに薫り高き新芽の香菜と、冬瓜の淡い食感が絶妙なバランスで作られたオードブルは有無を言わさぬ美味しさです。渋谷シェフとは香港福臨門へ一緒に数回ほど行っていますので、それを見越した抜群の絶品オードブルは流石です。
【オードブル2:天然かんぱちのポアレ レモンジンジャー風味のパプリカと米のサラダ】
立体的な盛りつけで出される天然物のかんぱちは無敵の美味しさ。ライスが適度な緩衝材となり、酸味の利いたソースとの相性も文句なしの美味しさです。確りとしたフランス料理のポアソンになっていることも凄いです。
【ポアソン:鰤のかぶらスープ】
広東料理を彷彿とさせるような優しい味わいのスープに浮かぶように配置された鰤は、何とも言えない美味しさです。たぶん私の福臨門帰りを考えて作られたポアソンですが、その完成度は凄いです。
【ヴィアンド:ブレス産鴨のもも肉の煮込み】
クレピネットで丁寧に包まれた鴨肉はアランシャペルを思い出す、クラシックなのに軽いソースを纏い軽いフザンタージュ臭が食欲をそそる、ゼタ旨ヴィアンドです。渋谷シェフならではの圧倒的な調理センスの光る怪物鴨料理です。さらに一緒に出された広東家郷菜風の鴨の胸肉を使ったクリアーのスープも凄い出来映えです。
【デセール:ブランマンジェ マンゴーソース】
やや線の細さは気になりますが、京の和食を連想させる、水彩画のような淡い味わいはGOODです。