神のポルト

 刑事コロンボ「別れのワイン」で事件解決の重要なアイテムが、Ferreira Vintage Port 1945年です。
私も何本かを飲み、たしかに美味しいビンテージポルトですが、その遙か上を行くポルトの中のポルトが、Taylor's Vintage Port 1945年です。

先週金曜日、今年最後のワインカーヴ詣でをした時に勢い余って持って帰ってきてしまいました。(^^;)



 この世のものと思えない頂点の究極的甘みと、圧倒的な甘美な香り・・・対極的な味わいを持つ、CHATEAU D'YQUEM 1945年と並び賞される、奇跡の酒、まさに、酒神ディオニソスが与えた「神のポルト」と呼ぶに相応しいヴィンテージポルトです。30年ほど前に1ケースをロンドンで入手し、熟成させ、今回1本出してきたので残り、あと9本です。

 元来、「旨い」という言葉は、「甘い」から変化したと言われていますが、人類が太古より追い求めてきた、この究極の甘みは、絶対頂点の旨みでもあると私は断言します。

これは、まさに飲める世界文化遺産です。


さて問題は、いつ・・・どこで・・・開けるかですねー(^^)