奇跡のドリアン物語

奇跡が起きました!!

ドリアンPTSDの友人がドリアンを食べたのです・・・

 10年以上前にバリ島で始めてドリアンを食べ、あまりの不味さに涙が止まらず、まるで数日放置した生ゴミを食べてるようだと、酷いトラウマになっていて、匂いをかぐのはもちろん、名前を聞くだけでも忌み嫌っていた友人が、ドリアンを食べたのです。まさに奇跡ですねー(^_^)

 その奇跡を起こしたドリアンこそ、タイの「ガーンヤオ」です。密かにドリアンの名誉を回復するべく、『ハリマオ弩壱號作戦』は、バンコク北部オートーコー市場にて決行されました。

 ガーンヤオとは「長枝」と言う意味で、やや小ぶりの枝の長いドリアンで、この時期が旬です。値段は普通のドリアンに比べて5〜10倍以上も高い、超高級種で、普通のドリアンは無造作に山積みされて売られているのに、これはきちんと並べて日本の高価なマスクメロンのように大切に扱われているほど希少で高価なドリアンです。
その味わいも、ドリアン嫌いの元となっている嫌な香りがせず、甘美で鼻孔を心地良く、くすぐる上質なもので、例えて言えば「マンゴーやパパイヤの香りを100倍くらい上品にしたようなもの」です。


食感も熟れすぎたアボガドのような、多くのドリアンとは違い、若い水蜜桃の如き歯応えです。

これを見た友人が遂に、自分からドリアンを口にしました。・・・しかも複数も・・・まさに奇跡です。


 この時期タイに居たなら絶対のお勧めフルーツです。種の周りの一房が300バーツ(約1000円)もしますが、ドリアンの概念を根底から覆す、神のフルーツ、果物の王のなかの王・・・ガーンヤオ。ぜひタイで体験してください。市内では高級すぎて扱っている店が極端に少ないですが、オートーコー市場ではこの時期、ガーンヤオ専門店が出来ています。

弩!〜弩!〜弩!〜を受電 『ハリマオ弩壱號作戦』は大成功でした。 (^_^)v

ここで裏話を一つ・・・

ドリアンは航空機内への持ち込みはおろか、BTSや地下鉄、ホテルにも持ち込み不可ですが、なんと全航空会社中JALだけは持ち込みOKだそうです。そのためドリアン好きはこの時期JALで来る人が居るそうです。不思議ですね〜(^^;)