2013年夏 バンコク日記 その3

【7月31日(水)】

今日は珍しく青空が広がっています。日が出るとやはり暑いですが、日本のような蒸し暑く酷暑ではありません。

ホテル前の屋台で、昨日食べたパッタイが美味しかったので、今日もパッタイです。バナナのつぼみがのっかているところが日本とは違います。

 食事後バスでフォーチュンタウンへ、一筆書き巡回後、1Fにある、KFCでタイオリジナルのローストチキンのせご飯を注文、ペプシコーラが付いて70バーツ(約:230円)です。周りを見ても同じメニューを取っているタイ人を多く見かけます。



これはタイKFC名物、「フライドチキンかけご飯」ほど辛くなく、大きな白キクラゲやタマネギがいっぱい入っていてそれなりに美味しく食べられます。

食後バスに乗ってオート-コー市場(漢市場)wへ向かいます。









 今の時期はンゴー(ランプータン)やマンクット(マンゴスチン)が旬ですが、そして、まだまだ巨大で美味しいマンゴーもありますし、当然全てが試食販売です。
ランプータンはライチーに似て爽やかな甘みがある素晴らしいフルーツですが傷みが早く日本では美味しいものは無いです。1Kg約25個くらいで60バーツ(約200円)くらいです。最上級のマンゴーは大きい1個(約1kg)が100バーツ(320円)くらいです。


仲良しタイ料理屋へのお土産は世界で一番香りが良い唐辛子、「ピックキーヌー」と呼ばれている青唐辛子です。痺れるような辛さも半端ではありません。(^^;) 500gで150バーツ(約480円)でした。




青果物だけではなく、総菜や食事、宝石まである玉石混淆な公共市場で退屈しません。
このなかでTVなどで有名な調味料店で、タガメとエビのペーストを購入し、チェンマイ名物の「カットムー」(豚の皮の揚げ物)も購入、ピールのつまみには最高です。

『ああーっチェンマイに行きたい。』

でもこの店のカットムーはチェンマイで買うものよりも美味しいと思います。前回はタガメペーストを沢山買って帰りましたが、美味しく高級素材なのに日本の友人達にはイマイチの評判でした。



『美味しいのになー!!』 

でも料理人の友人には評判良かったんですねけど・・・(^^;)
その他日本では手に入らないタイ野菜も沢山ありましたが、重くなるのでほどほどして、市場を後に、重い買い物を置きに、一旦ホテルまでバスで戻りました。

夜はバンコク駐在の友人と食事、そうなると和食ですねー(^^;)

プラカノンにある「秋吉」でしゃぶしゃぶ食べ放題です。




行くと以前ほど混んでいません。食べてその理由が判りました、値段は以前のままの399バーツ++(約1260円税サ別)ですが、明らかに肉の質が落ちていました。客は正直ですねー。昔の空席待ちの長蛇の列が懐かしいです。これなら前回行った「鍋屋」のほうが、遙かに良いです。

クオリティの低下で、お代わりの肉皿も昔より確実に少なくなりました。(-_-)


友人と別れ、プラカノンBTS駅前のM-コーヒーでドリップコーヒーを飲んで、ネットサーフィンをして、まったりタイム。ココのコーヒーは安くて美味しいです。
カフェの目の前のバス停から501番のバスでホテルに戻りました。


【8月1日(木)】

いよいよ帰国の日が来てしまいました。フライトは深夜なので、荷物をまとめチェックアウト後ベルボーイに預けて、今回最後の聖地巡礼。その前に前回の訪タイ時この新店舗に初めて行って想像以上に美味しかった、トンローの「バーンカニッタ」へ501番のエアコンバスで向かいます。予約はしてませんでしたが、K氏の友人、マネージャーのトン氏が笑顔で迎えてくれます。
ランチメニューには500バーツと600バーツのセットがありますが、当然600バーツのほうを注文しました。


【丸く切り抜かれたシャポーの葉】



最初は、この店の昔から変わらない香草シャポーの葉にくるんで食べるアミューズです。薫り高く、食事のプロローグに最適な素晴らしいアミューズです。

【濃厚な旨みのトムヤムクン


【世界一の料理!? マッサマンカレー


【ガイ・ホー・バイトゥーイ(笹の葉の鶏肉包み揚げ)】

その後トムヤムクン、ガイ・ホー・バイトゥーイ(笹の葉の鶏肉包み揚げ)、マッサマンカレーと、次々に出てくるタイ料理定番ゴールデンコースです。トムヤムクンの濃厚なエビミソのコク、淡い甘みの絶品シーフードスープの味わいは、やはり凄いです。ガイ・ホー・バイトゥーイの笹で包まれて、グリルで焼かれた、ほんのり笹の葉香る鶏の旨さ、とどめは世界一の料理とCNNで認定されたマッサマンカレー。ココナツの香り豊かで優しくまろやかな味わい、ほんのり甘い後味のカレーは無敵で究極の美味しさ、逆立ちしても絶対に日本では味わうことの出来ないネイティブゼタ旨カレーです。

【宮城の友人を感激させた赤米】


 もう一つこの店の素晴らしいところは、食事と一緒に持ってくる飯の赤米が質や炊き方が絶品なことです。そのままだと白米を持ってこようとしますので、一言「カウデーン」と言えば持ってきてくれます。これが素晴らしいのなんのって・・・日本一の米どころ、宮城の友人を心底感動させた最高のお米です。

【餅米を甘くクリーミーに味付けしたカーニュアオ】




デセールは超弩級の無敵の美味しさ、微発酵熟成の「マムアンカーニュアオ(マンゴーの餅米添え)」この味わいは今やバンコク一の美味しさだと断言します。添えてあるココナツのアイスクリームも痺れるような美味しさですが、どちらかと言えばスコータイホテルのほうにやや分があります。
ミネラルウォーターを取って、チップを入れても760バーツ(約2400円)です。
やっぱりこの店は訪タイ時には欠かすことの出来ないレストランだと確信しました。

 食事後、今回最後の聖地巡礼を終え、ホテルに戻り荷物を受け取り、すぐ脇のエアポートシティリンク・ラムカムヘン駅から空港まで15分ほど、夜はスワナプーム空港1Fにあるクーポン食堂で今回最後のタイ飯。ここは空港ビル1Fの少し判りにくいところある、空港職員も多く利用する穴場クーポン食堂です。上の階は外国人価格と味付けの店ばかり・・・ここだけはタイ人価格で、ネイティブな味わいで100バーツもあれば十分です。(^^)/

帰りのフライトも時間通り、中央席は一列空き状態なので、自分でベッドメイキングして横になってグッスリ寝られました。でも帰りのフライトは朝食だけなのでタイ料理はありません。(^^;)

 前回見つけた川沿いの美味しいレストラン、カナブナムや、もう1回程度の絶品チョコレートビュッフェや、シャンパレスに行きたかったし、チェンマイのカルロスのところにも行きたかったので、もう1週間程度は居たかったです。

 日本より過ごしやすく、一日の生活費も日本よりも掛かりませんでした。しかし、カルロスがチェンマイに行ってしまった現在のバンコクに美味しいフランス料理は皆無で、その点が心残りです。帰国後、成田空港から二子玉川行きのリムジンバスに飛び乗り、ビストロ・ウフウフに直行してしました。(^^)/

次回は来年3月の訪タイを予定しています。


サワディークラップ〜(^^)/~ 【FIN】