ル・ベルクレイ 備忘録 その4

渡邊シェフのヴィアンド調理の才能は抜群ですが、とりわけジビエの味わいは、圧巻の美味しさです。

■Grouse:雷鳥
私はgrouseはbécasseと並んでジビエの最高峰と考えます。


独特の香りに包まれたその味わいは無敵の美味しさです。
そのgrouseの持ち味を最大限に引き出す、渡邊シェフのテクニックも最強クラスで、まさに、これを食べずしてジビエは語れないと思わせるほど素晴らしい出来映えです。

彼の作るサルミソースは力強く香り豊かな味わいなのに切れ味鋭く、かつ後味が爽やかに軽い『天空のgrouse料理』なのです。

思い出すだけで無性に食べたくなります。(^_^;)