香港福臨門の謎 その4

なぜ日本と香港では、味の差が大きいのか?
大きな理由の一つは香港福臨門のガスバーナー(調理台)と日本のものと、まるで違うからです。
日本で特注の最大火力のバーナーに比べて、さらに5倍以上も火力が強いと思います。




上は香港福臨門の調理場の写真です。天井をよく見ると巨大な水冷の冷却装置が付いています。さらにバーナーの奥行きも日本とは比べ物にならないほどあり、それほど超強力バーナーを使って料理を作っています。最大火力にすると、まるでスペースシャトルのメインエンジンのような巨大な炎と会話することも出来ないほどの轟音で度肝を抜かれます。水もあっという間に沸騰し、鍋はオレンジ色に輝き始め、その迫力の凄さに圧倒されます。当然日本では消防法で絶対に許可にならないと思います。中華料理とって強力な火力は料理を作るうえでの大きなアドバンテージなのですね。実際に目の前で料理を作っているシーンを何回も見ましたが、これはもう立派なエンターテイメントですね。www