香港福臨門の謎 その6

マンゴープリン退化論

マンゴープリンには2つのタイプがあります。一つはマンゴーそのものの美味しさを前面にだして作ったタイプ。これのトップはもちろん、バンコク シャングリラホテルの”シャンパレス”のマンゴープリンが、孤高の頂点に君臨しています。特に2月下旬から4月にかけてのマンゴーの旬のやつは・・・言葉で表現不可能な官能的な美味しさです。
 もう一つのタイプが、レモンなどの酸味を加えてたり、コンデンスミルクなどをかけて食べる。スイーツ・オールドファッションスタイルのタイプです。
以前の福臨門のマンゴープリンもこのタイプで私好みだったのですが、途中からペニンシュラホテルやグランドハイヤットホテルのマンゴープリンの影響を受けて、欲を出して中途半端な前者のタイプに変更されてしまいました。食べ歩き仲間の間でも不評で、私も食べるたびに、ブツブツと、「以前のほうが良かった!」と言っていました。そうして昨年秋からの最新バージョンは、だいぶ以前のタイプに戻ったので、とりあえず一安心です。www


2004年1月バージョン 福臨門


2006年6月バージョン 福臨門


2008年2月バージョン 福臨門 
不評でした。


2009年2月最新バージョン 福臨門
以前の味にだいぶ戻りました。


現在世界最高のマンゴープリンだと確信できる、バンコク シャンパレスのマンゴープリン 2009年2月の最新バージョン!
色を見ても、色粉を使って着色していないことが判ります。
旬に時期にこれだけを食べにバンコクに行っても、十分元が取れますwww