ル・ベルクレイ 備忘録 その9

■ オレンジのタルト



渡邊シェフの作るオレンジのタルトも傑作です。

客の食べ終わる時間を計算して作られる、プルプル触感は一度食べたら病み付きになること間違いなしの究極のデセールです。

街場のパティスリーでは絶対に食べることのできない、異次元オレンジの美味しさは、南仏カンヌ郊外のLouis Outhier(ルイ・ウーティエ)の絶頂期に「ロアジス」で食べた「オレンジのサラダ」と並ぶ私にとっては2大オレンジデセールです。

オレンジ本場、彼がカリフォルニアへ行って作る、この「オレンジタルト」がさらに大きく進化するは確実だと考えます。