5つの世界1美味しい〜 その3

【その3】世界1美味しいチョコレートケーキ

マンダリン・オリエンタルホテルのフランス料理店「ル・ノルマンディー」の「ブルーベリー・チョコレートケーキ」


これは一番評価の別れるスイーツかも知れません。

 フランスでは茶菓子としてスイーツはあまり食べません。そのため、濃い味のフランス料理の最後を飾るデセールとしての味わいが重要視されます。当然、確りした味わいで、甘みも十分にあるものが良しとされます。日本では午後の茶菓子としてスイーツを食べるため、紅茶のお茶うけに合うような、軽く、甘みも少ないケーキが珍重されますので、東京のパティスリーのケーキはほとんどがこのタイプです。

 私は断然、前者の好みですので、そのつもりでの世界1だと思ってください。バンコクのマンダリン・オリエンタルは世界ランク1位に輝くトップレベルのホテルですが、その旧館の最上階に「ル・ノルマンディー」 はあります。夜だと1万円以上は取られるバンコク1高級なフランス料理店ですが、昼は1000B(約3000円)という激安価格でフルコースが堪能できます。しかも、そのお目当てのチョコレートケーキもあればその値段で堪能できます。確率50%くらいですが、そのチョコレートケーキの濃厚で衝撃的な酸味のスイーツは、濃厚なスイーツ好きには悪魔の如き孤高で最強チョコレートケーキだと考えます。w

 濃厚きわまりないチョコレートと、その中にこれでもかと言わんばかりのブルベリーが入り、甘みと酸味の織りなす究極で最強、無敵の味わいは超絶品です。喩えて言えばオレンジピール(皮)をコンポートにしてチョコレートで包んだオレンジピール・チョコレートは日本にもありますが、その100倍くらい拡張した味わいがこのケーキだと思ってください。

 昼のドレスコードはカジュアルで良く、サンダル、短パンでなければ襟付きシャツにジーンズでも食べられる点も昼の方がお薦めです。目の前に広がるチャオプラヤ川を見ながら、最高にリッチな時間が過ごせて、アジア最高のシェフだと私が考える、天才カルロス・ガウンデシオの料理を堪能できます。彼の本当の実力が知りたければ...アラカルトが良いでしょうが...w

 ディジュネのムニュを頼むと、オーダー式か、ワゴンかデセールを聞いてきますので、絶対にワゴンだと言ってください。このケーキが運悪く無くても他のケーキも素晴らしい味わいのケーキばかりですので...w

 バンコクの高級レストランは飲み物が高く、水というと外国製のミネラルウオーターを持ってきますので、値段を必ず確認してください。w

 私はディジュネのムニュはこのスイーツを目的に行くことが多いですね〜w だから、1回目に無いと、次の予約を入れた後このケーキを強くリクエストして店を後にします。w
ハムサの渡邊シェフのデセールが美味しいと思う人には...「悪魔の誘惑」的な究極のスイーツだと思いますね〜♪
いつかは彼にこれを越えるようなスイーツを作ってもらいたいと考えています...www





また、また思い出したら...禁断症状が...w

http://www.mandarinoriental.co.jp/bangkok/